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カキノミファームアーキテクツ
Kakinomifarm architects






ドッジハウス
house Dodge


目黒区の住宅(オーナー棟)及び
集合住宅(賃貸棟)からなる、2棟の計画。

オーナー棟は敷地の条件から、賃貸棟のように建物をまっすぐ
建てられない状況だったので、
階層ごとに、少しずつ「dodge(よける)」させました。

そうすることで、賃貸棟に対して界壁を保ちつつ、
ずれた隙間からは室内に光や風をもたらし、
室内環境を整えることができます。

ネガティブな条件を逆手にとらえ、
暮らしに豊かな部分を作り出しました。















Low-E

















05月26日
間もなく竣工する長門の住宅。
長期優良住宅の性能に適合するよう、
サッシは全てLow-Eガラス(グリーン)を使用している。
ガラス越しの光が差し込んだ床面を触ってみるとその効果を実感する。
Low-Eガラスを通した光の当たる床面はほとんど熱を感じない。
光が当たっているのに熱を感じない、
違和感と不思議な感じ。
こんなに違うとは。ちょっと驚きだった。















沼津のリフォーム













間仕切り収納の家
house pws


マンションのリノベーション。

間仕切り壁の内部を収納空間にと、
リビング側の仕上げをせず、
下地の架構を利用して収納としました。

暮らしていく中でなにげなく収納したモノたちが、
ときには壁の柄となったりして、
生活に彩りをそえてくれればいいなと思っています。















コンク
















05月03日
フランス南部にあるコンク村。
宿泊したホテルの部屋から撮った一枚。2年半前に
フランス旅行で訪れた。上映中のディズニー映画、
実写版「美女と野獣」のモチーフになっているそう。
石畳の道に石葺きの屋根。
屋根についた丸い苔がなんとも愛らしい。
11月で寒かったこともあり、早朝、
数軒の家の煙突から上がる煙が
見える様子はとても幻想的だった。















沼津工事














04月21日
先月着工したマンションのリノベーション。
壁棚が立ち上りはじめて少しずつ雰囲気がでてきた。
現場にて、
オスモの方に作って頂いた塗装サンプルを見ながら触りながら、
どの塗料にするか打ち合わせ。色はクリアの予定なので、
3種類のクリア塗料を比較。
木目の出方や表面の艶、
手触り、塗膜の強さ等、全て違う。
今回は、エキストラクリアーという塗料で仕上げることに。
オスモの方曰く、
よく浸透するので、木目が綺麗にでるそう。















長門工事



















04月19日
長門で進行中の住宅の現場。
天井仕上げはほぼ完了し、これから壁のボード張りが始まる。
ボードによる間仕切り壁がほとんどない住宅なので、
建て方の時と室内の印象はまださほど変わっていない。
外壁側のボード張りが終わると一気に雰囲気がでてきそう。
窓からの光の感じはよく分かるようになった。















上棟















11月17日「上棟」
先週水曜日から金曜日に建方工事が行われ無事に上棟しました。
少し複雑なところもありましたが、
プレカット会社の方がつきっきりでみて下さり、
スムーズに上棟できました。ありがとうございました。
その日は、お施主さんの計らいで、上棟を祝い、
 職人さん達の労をねぎらい、工事の無事を願う会が催され、
 職人さん達とコミュニケーションをとれたことがとてもありがたく、
 お互いの考えがうまく伝えられる環境が
 つくりやすくなったのではないかなと思います。
 少し飲み過ぎてしまいましたが。















配筋



















10月10日「配筋工事」
昨年の6月から設計をはじめた住宅が、いよいよ着工。
配筋工事がスタートした。
図面や模型で検討していたことがたかちになっていく瞬間は、
やはりわくわくする。
根付くかどうかハラハラしていたが、
工事に入ってからも、建具や家具、設備など、検討は続く。















フィカス












9月20日「フィカス・アルテシマ」
先月、久々に事務所の観葉植物を剪定をした。
7年前、30cm程だったフィカス・アルテシマ。今では
1.4mにまで育った。
今回はたくさん枝葉を落とすことになりそうだったので、
挿し木を試みてみることに。
挿し木について色々と調べると、意外と 簡単そうなこと、幹には成長点という点があり、そこから
葉が生えること、
枝を伸ばしたい方向の成長点の少し上で
剪定するとよいことが分かった。
根付くかどうかハラハラしていたが、
すくすくと綺麗な緑色をした若葉が生えてきて、
とても新鮮な気持ちなる。















ベンチ








4月26日「デッキとベンチ」
山の庭にデッキとベンチを設置する計画。
紆余曲折あり、斜面にセルフビルドでつくれる形を探した。
工事の中でで大変なのは、斜面での土工事。
できるだけ土工事の面積を小さくすることや、
自分たちで組み立てられるように、積むだけで作れることを考える。

スタディを重ねてようやく、
角材を井桁上に積んでいき、下から上へ徐々に面積が大きくなっていく
かたちが浮かび上がる。
また、広い庭の中に緩やかなつながりができるように、
デッキとベンチは同じデザインにすることにした。

実際に作ってみないことには、問題点も分からないだろう
ということで、まずは、ベンチを作ってみることに。

さほど時間もかからずにできるだろうと思ったのは大間違い。
すぐに考えの甘さを思い知らされることに。















蕎麦屋







蕎麦屋 T
soba T


長く営業されているお蕎麦屋さんの改装の計画。
改装にあたって明るいお店にしたいとの要望があった。
既存店は、道路側にたくさん窓があるものの、
細かい格子があることによって、店内は薄暗い印象だった。
とはいえ、その格子はとても印象的で、明るくはないものの
格子越しの光が、その店らしさをつくっていた。
そこで、この印象的な格子を新しくデザインし直し、
明るい店内と、新しいお店の顔をつくることを考えた。

既存店の窓の格子を拡大する。

拡大された格子は、隙間が大きくなることで、光の入る量が増え、
店内が明るくなる。
そして、既存店の一部を引き継ぐことで、新しさの中に懐かしさ
のあるお店になるのではないかと考えた。















現場調査












3月09日「現場調査」
とある飲食店の内装設計の為、現場調査に出かける。

店舗の内装で既存が古かったり、設計が入らず施工している場合は
既存図面が無いため、現場採寸に頼るしか無い。

現場で測った寸法を元に、既存図をおこす。
そうすることで、はじめて設計に入ることができる。

しかし拾って来た寸法が適当でない場合、せっかく設計しても
現場に入った時に寸法が合わず、
デザインに影響をあたえる変更を余儀なくされることも。

現場調査の段階から、設計は始まっているのだと痛感する一瞬です。















カーテンコール








2月24日「カーテンコール」
たまに舞台を観に行く。
すると終盤になるにつれ、いつもある思いが頭をよぎる。
「今日のカーテンコール、何回やるのだろう…」

カーテンコールとは、幕が降りた後に、
お客さんが素晴らしい演目や演奏を讃えて、
演者(演出家)や演奏者等を、もう一度客前に呼び出す行為。

そう考えると、あまり長いのはどうなのだろう。いや、
演者からすればそれはそれで嬉しいものなのか、等々。

そんなこんなで、最後はいつも同じ考えにたどり着く。

「集中力の問題だ。最後まで集中して観てれば、
そんなことは考えないはず。」

カーテンコールへの疑念という幕は、未だ上がる様子がない。















スライドハウス










スライドハウス
slided house


夫婦が自然の中で暮らす家の計画。

斜面に立つ家にあって、一階床面から
上の躯体を、ほどよくずらす。そこにできたのは、
壁/屋根のない床だけの空間。
そして、壁/屋根はあるが床がない空間。

建物の中心からみて、対称の位置にできた2つの空間は、
明るい夏の日に、犬が走りまわるバルコニー。
雪深くなる冬の日に、土香る春を想い読書をするインナーテラス。

住まう人によって、豊かな生活の場所へと名前をかえる。















明治神宮
















1月4日「2016の抱負」
明治神宮へ。
今年は、「チャレンジ」をスローガンに掲げて一年活動します!
と、5円玉に願いを込めて手を合わせてきました。
ちなみに「抱負(ほうふ)」という言葉になぜ「負」という字を使うのか、
気になり調べてみたところ、
諸説あるようですが、「負(ま)ける」という意味ではなく、
背負うなどの「負(お)う」という意味から
「負」という字が使われているようです。















ドクターペッパー













9月1日「ナンクセ」
大人になると味覚が変わる。
子どもの頃に食べられなかったものを、好んで食べるように
なったりもする。

わたしにとって、その中の最たるものが、ドクターペッパー。
小学生の頃、初めて口に含んだその味の衝撃たるや。
それ以上飲めなかった。

それが今となっては、無性に飲みたくなる時がある。
見つけたときの懐かしさに
もう一度だけチャレンジしてみようと思っただけだったのに、
何とも言えないあの味がすっかり癖になってしまっている。















レストラン










Kレストラン
restaurant K


飲食店の客席部分300平米の改装の計画。

300平米という広い空間に、大きな柱がグリッド状に立っている。
既存の大きな柱をカムフラージュするように、
様々な大きさの機能を持った柱を配置することで、
遠近感をあいまいにし、
適度な落ち着きの持てる空間をつくろうと考えた。

森の中で食事をするかのように、
テーブルまわりの、確かな距離感をもてる場所では、
より食事や会話に集中でき、
楽しむことができるのではないだろうか。















網戸







7月26日「アツアツ」
事務所に取り付けた手作り網戸。
材料は厚さ24mmのラワン合板。
ホームセンターで、枠を作る為のカットと、
網を固定するゴムを付ける為の溝を加工してもらい、
事務所にてダボ加工をして木工用ボンドで接着して
枠を組み、網を張った。
そういえば、木工用ボンドは、
伊達に木工用と名のついた接着剤ではないらしい。
木の繊維がボンドの水分を吸い込み浸透し、
強固に接着されるらしい。店員さんが熱く話してくれた。
木工用ボンド、もっと使おうと思いました。
そして、まだ組み立てていない網戸が2枚。
初秋の心地よい夜風という恩恵を
受け逃してしまう前に組み立てないと。
網戸を取り付けただけで、空間全体をリフォーム
したような印象に変わたのには驚いた。
見慣れたアルミサッシに木製の網戸、
なかなかよい組み合わせ。















エントランスデッキの家 03










エントランスデッキの家
house ed


大阪府箕面市の二世帯住宅の計画。

ひとつ屋根の下で生活する二世帯が集える、デッキスペース。
完全二世帯住宅において、個別に必要となる玄関。

2階LDKから伸びるエントランスデッキは、
上記2つの異なる性質を持つ施主の要望に、
応えるために設けられた。
ときには、家の中に光や、風を運び込むみちとして、
ときには、まわりの景色を観つつ、家族が語らう納涼床のように、
屋内と環境をつなぎ、家族と家族をつなぐ、
この家の象徴的な場所となった。















三井住空間デザインコンペ

5月30日「多面リビング」
第9回三井住空間デザインコンペで優秀賞を頂きました。
新築マンションの一室を設計し、
最優秀案は実際に建設されるというコンペです。
「人のつながりを呼ぶ住まい」がテーマということで、
人と、環境と、適度な距離をつくれる空間のある
住まいを提案。
一般的には四角い1つのリビングを、3つの性質をもつ
ひと続きのガタガタとした多面リビングに再構成し、
一人で、家族で、ご近所さんと、親子で、夫婦で、友人と、
多様な過ごし方のできる空間をつくりたいと考えました。
http://www.japan-architect.co.jp/j-kukan/result/result2st.html








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